みーちゃんと離れた日

娘さんが5歳になる頃、猫アレルギーが悪化して

みーちゃんと離れて暮らすことを真剣に考えるようになりました。

近くに住んでいる人に預ければ、いつでも会いに行きやすいけど

近くでは中々見つからず、実家にお願いすることに。

預けて帰ってからは寂しくて、寂しくて…何も書けなかったのですが

3週間ほど経って気持ちが落ち着いてきた時に描いた文章です。
長文になってしまったので、時間のない方はスルーしてくださいm(_ _)m

6月に「娘さんのアレルギーが治るまで」という条件付きで父にみーちゃんを預けることを相談したときに最初は断られたのですが、10月になって突然「預かるよ」と言ってもらえました。
ちょうど妹が私の家に来てくれていた時だったのですが、背格好の似ている私と妹を一瞬間違えることがあったみーちゃん。
私の代わりに妹にみーちゃんのお世話をお願いすることで、私と旦那さん以外に中々懐かないみーちゃんでも他の家に馴染みやすいのでは、と考えていました。

娘さんが猫アレルギーのため、みーちゃんと一緒に車で実家には行けないと思い、両親に連れて行ってもらおうかとも考えたのですが、人見知りの猫なので片道7時間も知らない人と一緒はストレスが大きすぎると思い、会社の先輩の助言もあって電車で私が一人で連れて行くことにしました。


妹にはみーちゃんを連れて行く5日前にキャットタワーなどを持って先に実家に帰ってもらい、みーちゃんが安心できる場所を作ってもらってからの引っ越しにしました。
ただ、猫トイレは電車では運べないので旦那さんにも協力をお願いして、旦那さんと娘さんはみーちゃんのトイレ、箱、エサなど毎日使うものを(ビニール袋で三重に包んで密封して)車で運んでもらいました。
また、家族3人がみーちゃんと一緒に実家に行くことで、みーちゃんには新しい家にみんなで引越しをしたように思ってもらう作戦にしました。

今まで、みーちゃんは5回くらい引越しをしているのですが
・新しい家に入るといろんな部屋を探検したがるタイプだったこと
・家族が一緒だと新しい家に馴染みやすいこと
・逆に家族以外の人が家にいると、その人に慣れるまでに3日かかること
という人見知りだけど、知らない場所は気なる。という性格でした。
そのため、実家と両親&妹に慣れてもらうためには最低でも3日間は必要だと考えて、3日かけて家に慣れるかどうかを見守ることにしました。

また、実家に行く3日前から、みーちゃんの
・エサの量
・水の飲む量
・トイレに行く時間と出た量
をチェックして、移動後の3日間で量に変化がないかを確認すること。
もし便秘になるようなら病院に行き、エサも食べないようならすぐに連れて帰ることを想定して行きました。
移動中はもし喉が渇いたり、お腹が空いてもいいように携帯の水入れやエサ、トイレシート替えなどを用意して電車に乗りました。

最初に家から駅までの移動は車だったのですが、車に乗る=動物病院に行く。だと思っていたみーちゃんは怖がって「にゃー、にゃー」とずっと鳴いていましたが、駅に着くと「あれ?病院じゃない?」と思ったのか鳴きやみました(^^;
その後、在来線に乗せた時は数回か細く「にゃー」と鳴きましたが、側にいると鳴きやんでくれて大人しくしていました。

特急に乗った時はいつも家の窓から外を見ていたので「車窓の景色を喜ぶかな?」と思って、膝にキャリーバックを載せて窓の外を見せると景色を眺めていました。
が、トンネルに入ると「ゴォォ」と大きな音がする上に景色も見えなくなってびっくりしたみーちゃんはまた「にゃー」と鳴いていましたが、2〜3回トンネルを通ると慣れたみたいで鳴かなくなりました(^^)

新幹線ではトンネルに入っても音が静かなのですが、車窓が高くてキャリーバックを膝から10cmほど浮かせて持たないと外を見せられず、5.1kg+αを小一時間支え続ける腕力がなく…仕方なくキャリーバックを下に置いて、かがんだ姿勢でずっとみーちゃんを撫でながらの移動になりました。
(車内でキャリーバックを開けるのは脱走の恐れがあるため本当は良くないのですが、みーちゃんは臆病で外ではキャリーから出られないことと、万が一に備えて壁際にキャリーを置いてドアの前に足を置きドアは隙間だけ開けて出られない状態を確保してから、キャリーに手を入れて撫でていました)

駅には両親に車で迎えに来てもらって、車での移動中はキャリーのドアはずっと開けて撫でながら帰りました。
それで1時間ちょっと経つと、今までずっとじっとしていたみーちゃんが前足を舐めて毛づくろいをし出したので、落ち着いてきたのかな?と少し安心しました。
また、エサと水もキャリーに置いただけでは食べなかったのが、車では私の手にエサを載せると食べてくれたので更に安心しました(^^)

実家に着くと、キャットタワーを見つけて中に入ると落ち着いたようだったので、他の部屋にも連れて行ってみるとソファの裏に隠れてしまったので、狭いところが安心するみたいでした。
その後は旦那さんと娘さんが来たので箱やトイレを設置すると、いつもの箱かキャットタワーの中にしばらく入ったままだったのですが、5時間もするとキャットタワーからも出てきて玄関を散策し出したので、意外と慣れるのが早くてびっくりしました(O_O)

エサと水もキャットタワーに置くといつも通りの量を食べていて、一安心しました♪
トイレの場所も教えると翌日にはオシッコがちゃんと出ていて、ウンチは毎日出ていたのが2日目になっても出なくて心配でお腹をマッサージしてみたところ、3日目の朝には出ていたので「これで安心して預けられる」と思って妹と両親にみーちゃんを託しました。

みーちゃんを預けた帰り道、娘さんは早速「みーちゃんが見たい!」と自動給餌器のアプリでみーちゃんを見ようとしたり、帰ってから私がLINEで妹にみーちゃんを映してもらっていると一生懸命話しかけていたのですが…
娘さんの声が大きくて苦手なみーちゃんには娘さんの声がストレスだったらしく、キャットタワーの奥に引っ込んでしまいました(-_-;

なので「次からは話しかけずに見るんだよ」と娘さんに言ったところ、翌日から今日に到るまで娘さんがアプリでみーちゃんを見たがることは一度もなく、その代わりに「みーちゃんとの思い出!」と言いながら猫の絵を描くことが増えました(^-^)
みーちゃんを実家に連れて行くことを娘さんに相談した時はあんなに「やだ!」と言っていたのが、預けた翌日からみーちゃんを全く見たがらないのにびっくりしましたが、寂しがって毎日泣いてしまうよりは良かったのかな?と娘さんの切り替えの早さに助かっています✨

それに引き換え、私は最初の一週間は毎日みーちゃんがいた部屋を見ては、いないことを実感して寂しくなるからと部屋の戸を閉めて見ないようにしたり、朝起きる時も「あ、みーちゃんにエサをあげなきゃ」と起きてからいないことを思い出したりと、みーちゃんがいない生活に馴染めずにいました。
2週間目に、みーちゃんが家にいないことをやっと理解して、その寂しさを埋めるように、ぬこ様とみこ様の動画を毎日眺めては癒されつつも気を紛らわせる毎日でした。

そんな中、妹が毎日の様にみーちゃんの写真を送って近況を教えてくれるので、日に日に新しい家に慣れていくみーちゃんの様子を見られたことが心の支えになりました。
そして、昨日はついに妹の膝の上でのびのび寝ているみーちゃんの姿を見られたので、今日の落ち着いた気持ちになれたのかもしれません。

娘さんの猫アレルギーがわかってから4年間、色々と試したもののアレルギーが悪化してしまい、みーちゃんにも寂しい思いをさせてしまっていたことがずっと気がかりだったので、みーちゃんが幸せそうにしている姿を見られて本当に良かったです。
本当なら私がみーちゃんを幸せにしてあげたかった…という思いは拭えませんが(;_;)
みーちゃんと離れることで娘さんのアレルギー症状が落ち着くと思うので、このまま改善していけるようにできることはなんでもして、早くみーちゃんを迎えに行ってあげたいです。
みーちゃんの残り毛はまだ家のどこかに潜んでいるらしく、気づかずに触ってしまうと娘さんが身体中を痒がってブツブツができてしまうので、まずは大掃除から頑張りたいと思います!l

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