今日は自己認識について書かれた本を読みました
『insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力』
何か失敗して自分を責める気持ちや、将来への不安など、ネガティブな気持ちが出てきた時に
その事についてを何度も何度も繰り返し考えてしまう「反芻思考」について、分かりやすい説明があったので以下に引用します(^^)
「間違った考え4――内省の双子の悪魔」より引用
何らかの会話が頭のなかで繰り返し再生され、自分がやったこと(あるいはやらなかったこと)について自分を責めたり、なぜ思い描くような自分になれないのかを考えすぎて塞ぎ込んでしまったりする。
このサイクルにはまったこ ある人なら誰でも知っているように、こうした問いを自分に投げかけるのは、一度や二度や三度ではないー何度も何度も、ほとんど他のことが考えられないくらい自分に問いかける。
こうして自分の恐怖や、欠点や、不安にひたすらこだわる状態には名前が付いている。それは「反芻」と呼ばれ、それは内省の双子の悪魔だ
私も元々は反芻思考が癖になっていたので、ここに書いてあることはよく分かります
【反芻】と【不安】についても分かりやすい説明があったので、こちらも引用しておきますね
ところで、多くの研究者たちは反芻を、不安とは別物だと考えている。反芻が基本的に過去や現在の出来事にこだわるものであるのに対し、不安は主に将来を心配するものだ。
反芻と不安は考えている内容の時間軸が違っていたんですね
反芻に陥りそうになった時に
「周りの人は、このことを私と同じくらい気にしてる? 」
と自分に問いかけることで
思考を【一人称】から【二人称以上】に引き上げられるので、質問には視点を変える効果があると思いました。
反芻をしている時は無意識のうちに自分一人の世界に閉じこもってしまっているので、外に目を向けるための質問を自分の中に一つでも持っていると抜け出しやすくなるのかな?と思います。
あとは失敗を失敗と思わずに、そこから何かを学び取ろうとするマインドセットが素敵だと思ったので、私も見習いたいと思います♪
私も何年か前に反芻思考に嵌って考えるたびにストレスで過呼吸になっていた時は、当時は無意識でしたが【一時停止】の方法を使っていました。
反芻に気づいた時点で、とにかく掃除をはじめる。というマイルールを作って実践していて
部屋のレイアウトを考えたり、手を動かす事に集中する事で反芻思考を止めていたので、今思うとif thenルールにも通じるものがありますね^^
反芻に気づいた時は一度止めて、別の質問を自分に投げかけるか、もしくは人に相談してみるのが良いのかな?と思います
最後に日記の効果について少しだけ書かれていたので引用します
さらに、日記をつける人たちがネガティブな出来事を検証する際に、「inter 推測する」「reason 理由」 「Lucertaiching 理解」「realize 気づく」といった、原因やインサイトに目を向けた言葉が多い場合、日記をつける効能は飛躍的に増す。
ただ漫然と日記を書くよりも、原因やインサイトを意識して日記を書くと良いんですね^^